迷わない AI の選び方第3章

CHAPTER 03

無料で始める

  • 確認日 2026年10月28日
  • 読了の目安 約9分

この章でできるようになること

  • 4つのAIの無料枠で、何ができて、何ができないかが分かる
  • 有料に上げるタイミングを、自分で決められる
  • お金の落とし穴(消費税、追加課金)を避けられる

先に、僕の考えです

むやみに課金しない。むやみにクレジットを消費しない。 体験談
どのツールにも無料枠があります。無料枠を、どううまく使うかが大事です。

僕も、Claude と Manus は有料(Pro)で使っています。
でも、最初から有料にする必要はありません。無料で「自分の使い道」が見つかってから、でも遅くありません。

無料枠の一覧(2026年10月28日時点)

注意:無料枠は、ひんぱんに変わります。ここに書いたのは、確認日時点の公式情報です。最新は、自分の画面で確認してください。

Claude(無料)ChatGPT(無料)Gemini(無料)Manus(無料)
文章・質問使える(上限あり)日常のテキストチャットは、ほぼ制限なし(不正利用対策はあり)使える(上限あり)使えるが、僕は文章には使っていません体験談
Web検索使える使える—クラウド上で調査できる
ファイル・資料の作成使える(コード実行・ファイル作成)アップロードとデータ分析は、別の上限あり—(アップロードは、無料の読める量が小さい)スライド・Web・動画なども作れる(クレジットを消費)
画像の生成—制限つき使える(Nano Banana 2。制限あり)使える(クレジットを消費)
詳しい調べもの(Deep Research)有料(Research)—(無料プランの案内に、記載なし)使える(混雑時は使えないことあり)調査はできる(クレジットを消費)
上位のモデルOpus は有料のみ———
フォルダを渡して任せる(Cowork / Claude Code)有料のみ——My Computer(デスクトップアプリ)機能あり。無料で使えるかは未確認
上限のしくみ5時間ごとのセッション上限。回数は需要で変わるテキストは制限なし。機能ごとに上限5時間ごとに更新、週の上限。回数の数字は、書かれていない毎日300クレジットが更新(「簡単な質問向け」とヘルプにある)。同時に動かせる作業は1つ。無料分・追加分のクレジットは、期限なし
確認日・出典公式料金ページ(本文を確認、10/29)公式の無料プランFAQ(本文を確認、10/29)公式のヘルプ(本文を確認、10/29)公式のヘルプとクレジット説明(本文を確認、10/29)
根拠公式公式公式公式

表の「—」は、確認していないという意味です(「できない」ではありません)。

この表で、分かっていないこと

  • ChatGPT の無料のモデル名は、無料プランの案内には「GPT-5.6 Luna」とあり、ChatGPT Work のページでは、GPT-5.6 や GPT-6 が混在していました。公式ページ同士でも食い違うので、画面で確認してください。要確認
  • Gemini の無料のモデル名は、ヘルプに書かれていませんでした。回数の数字も、書かれていません。画面で確認してください。要確認
  • Manus の毎日300クレジットで、どこまでできるかは、ヘルプに「簡単な質問向け」とあるだけです。LP 1本は90〜100クレジット(僕の実験)ですが、無料のクレジットで、同じ作業ができるかは、確認していません。要確認
  • Claude の Design / Slides / Docs は、料金ページで「Free」を含む全プランに「はい」と書かれています。(確認日 10/29。以前は、別の記事に「有料・ベータ」とあり、食い違っていましたが、公式の料金ページを優先しました)

食い違いがあるものを、確かめたように書かない。これが、このガイドの方針です。

無料でできること、有料でないとできないこと

Claude

無料有料(Pro 以上)
チャットで質問、文章づくり○○
Web検索○○
ファイルの作成(Excel、PowerPoint、PDF など)○○
Opus(上位のモデル)×○
Claude Code×○
Cowork(フォルダを渡して任せる)×○
Research(詳しい調べもの)×○
Claude Design / Slides / Docs○○
利用量少なめ無料の5倍以上(Pro)

公式・確認日 10/28

つまり、「質問、文章、ファイル作成」は、無料で十分に試せます。
フォルダを渡して任せたい(整理、一括処理、自動化)なら、有料が必要です。

有料に上げるタイミング

次の中で、当てはまるものが多いほど、有料を考えるタイミングです。目安

#チェック
□無料の上限に、1週間に何度も当たって、仕事が止まる
□有料でしか使えない機能(Claude Code、Cowork、Research など)が、今の仕事に必要
□試した仕事が、毎週続くと分かった(第1章)
□月の予算を、先に決められる
□セキュリティの設定(第9章)を済ませた

当てはまる数が少ないうちは、無料のままで十分です。

課金の3つのルール

  1. まず無料で、同じ作業を2回。結果が使えて、続くと分かってから。
  2. 有料は、1つだけ。いくつも同時に契約しない。
  3. 追加課金(クレジットの買い足し)は、最後。買う前に、月の上限を決める。

追加課金の上限を決める方法は、第8章に書きます。

お金の落とし穴

① 日本では、消費税が別にかかる

Claude は、2026年4月から、日本のお客様の全プランに、10%の消費税が別に加わります。公式

価格(米ドル・税抜き)
Pro(月払い)$20
Pro(年払い)$200(月換算$17)
Max$100/月から
  • 僕の実際の請求書は、Pro の月払いが、1回あたり$22でした。($20 + 消費税10%)検証:自分の請求書
  • 公式ページは、米ドルで表示されます。円での月額は、公式ページに載っていませんでした。実際の請求額は、為替とカードで変わります。購入画面で確認してください。
  • 法人は、仕入税額控除を受けられます(課税事業者の場合)。個人は、受けられず、自己負担です。公式

② 「定額」でも、使いすぎると止まる

Claude の有料プランは、定額です。でも、5時間ごとと週ごとの上限があります。
上限に達したら、(1)待つ、(2)プランを上げる、(3)追加課金で続ける、のどれかです。公式

追加課金は、使った分だけ払う仕組みなので、気づかないうちに増えることがあります。
上限を決める方法は、第8章へ。

③ クレジット制は、「減り方」が読みにくい

Manus は、クレジット制です。クレジットは、作業の複雑さと所要時間で減ります。公式

僕の経験では、LP制作が、いちばんクレジットを使います。体験談
ページや動画を作るほど、クレジットは大きく減ります。作る数によって、月の費用は変わります。

減らさないためのコツは、第4章の「依頼は、決めてから、一気に出す」です。

無料枠を、うまく使うコツ

  1. 「何に使うか」を先に決める(第1章)。使い道が決まらないと、無料枠はあっという間に無駄になります。
  2. 小さな作業から。長い会話や、大きな作業は、上限を一気に使います。
  3. 長い会話は、新しい会話にする。長くなるほど、毎回の消費が増えます。公式
  4. 使わない機能(Web検索など)は、オフにする。ツールを使うと、消費が大きくなります。公式
  5. 依頼を、一度で決める。やり直しが、一番の無駄になります。(第4章)

この章のまとめ

  • まず無料で。同じ作業を2回試して、続くと分かってから有料へ。
  • Claude のClaude Code・Cowork・Research は、有料のみ。
  • 日本では、消費税10%が別にかかる(Claude)。個人は控除できない。
  • 追加課金とクレジットは、気づかないうちに増える。上限を先に決める。

出典と確認日(第3章)