この章でできるようになること
- Claude の上限と、追加課金の仕組みが分かる
- 追加課金に、月の上限を設定できる
- Manus のクレジットを、使いすぎずに使える
- 自分の月の予算を決められる
先に、僕の実績です
| 月にかかる金額(僕の概算) | 備考 | |
|---|---|---|
| Claude | Pro(月額 $22、消費税込み)+必要な月に、使用クレジットを買い足し。買った月は、合計およそ1万円 | たくさんの仕事を任せている。費用対効果は抜群と感じている。体験談(請求書:直近約3か月で、Pro が毎月$22、クレジット購入が1回$49.50。検証:自分の請求書) |
| Manus | 作るものの数で変わる(LP、動画、画像など) | LP制作が一番重い。クレジットの消費は多いが、クオリティが高いと感じている。体験談 |
ここで言いたいこと: AI の費用は、使い方で大きく変わります。
仕組みを知って、先に上限を決めることが、いちばんの節約です。
8-1. Claude のお金
構造:「定額」+「上限」+「追加課金」公式
| 層 | 内容 |
|---|---|
| ① 定額プラン | Pro は月払い$20(年払いなら月換算$17)、Max は月$100から。日本では、消費税10%が別に加わる(2026年4月から) |
| ② 上限(2段) | セッション上限(5時間ごとにリセット)と、週間上限(1週間ごと)。claude.ai、Claude Code、Claude Desktop は、同じ枠を共有 |
| ③ 追加課金(usage credits) | 上限に達したあとも、作業を続けるための、使った分だけ払う仕組み。標準のAPIの料金で課金される |
- 「メッセージ何回まで」という、決まった数はありません。会話の長さ・複雑さ、使う機能、モデル、effort(丁寧さ)で変わります。
- Max は、Pro の5倍または20倍の利用量です。(Max 5x が月$100、Max 20x が月$200)
- Fable(上位のモデル)は、上限を速く消費します。Max では、週間上限の最大50%まで、追加費用なしで使えます。Pro では、最初から追加課金(従量)扱いです。
日本の消費税
- 2026年4月1日から、日本のお客様の全プラン料金に、10%の消費税が別に加わります。公式
- 請求通貨は変わらず、消費税の額は、適格請求書の上で、日本円で表示されます。Anthropic は適格請求書発行事業者です。
- 法人は、仕入税額控除を受けられます(課税事業者の場合)。個人は、受けられず、自己負担です。
- 例:Pro の月払い$20なら、消費税込みで$22。僕の実際の請求書も、1回あたり$22でした。検証:自分の請求書円の金額は、為替とカードで変わります。公式ページに、円での月額は載っていません。購入画面で、確認してください。
追加課金の「月の上限」を、必ず決める公式
追加課金は、使った分だけ払うので、気づかないうちに増えることがあります。
Pro と Max では、月の「支出の上限」を設定できます。
手順(Claude Desktop アプリの場合)検証:自分の画面
- アプリの設定を開く。(左上のアカウントのメニューから「設定」)
- 左の一覧から、「使用量」を開く。
- 「月間利用上限」の欄の、「管理」から、月の上限の金額を決める。
- 同じ画面に、「今月は、いくら中、いくら使用」と、「自動チャージ」のオン/オフが表示される。

僕の画面では、月間利用上限を設定しています。自動チャージは、オフです。体験談
(上限を超えると、その上限の金額まで、使用クレジットが自動で使われます。画面の説明より)
「請求」の画面では、使用クレジットの残高と、自動チャージを確認・設定できます。

- 自動チャージは、「使用クレジットが少なくなったときに、自動的に追加購入する」設定です。オンにすると、気づかないうちに、買い足されます。最初は、オフのままをおすすめします。目安
- 使用クレジットの期限:公式のヘルプには、「通常は期限がないが、日本では、2026年9月10日から、購入後6か月で失効する」と書かれています。失効の7日前に、メールが届き、設定の「使用量」に期限の日付が出ます。公式・確認日 10/29 僕の画面では、以前の購入分が、約1年後の日付で表示されていました。検証:自分の画面 一度に多く買い足さず、自分の画面で期限を確認してください。要確認
(Claude Code で操作する場合は、/usage-credits と入力すると、ブラウザで、設定の画面が開きます。公式)
注意: 月の上限を設定していないと、
/usageの追加課金の欄は「Unlimited(上限なし)」と表示されます。公式
最初に、上限を決めておくことをおすすめします。
上限に達したとき
- Claude Code は、設定した月の上限に達したとき、上限を上げるか、外すかを、その場で聞いてきます。公式
- v2.1.234 以降では、上限のリセット後に、中断した作業を自動で続ける待機もできます。公式
使用量の確認方法公式
- アプリの設定 > 使用量:セッション・週間の使用量。「今週の製品別使用状況」(Claude Code / チャット / Cowork / その他の、割合)も見られる検証:自分の画面
- claude.ai の設定 > Usage:同じ内容をブラウザで
- Claude Code の
/usage:プランの使用量バー、何が上限を消費しているか(スキル、サブエージェント、プラグイン、MCPサーバーごとの割合)、節約の提案 /insights:自分の使い方のレポート(つまずき、改善提案)
上限を、早く使い切る原因公式
| 原因 | 対策 |
|---|---|
| 長い会話(毎回、全部の会話が送られる) | 関係のない作業に変えるときは、新しい会話(Claude Code では /clear) |
| 休憩のあと、最初の発言(キャッシュが切れて、全部を読み直す) | 区切りで、要点をまとめて新しい会話 |
| Web検索、コネクタ、拡張思考(ツールは、大きく消費する) | 使わないものは、オフ。最新情報が不要なら、Web検索を控える |
| 高いeffort(丁寧さの設定) | 簡単な作業は、下げる |
| 定期タスク(待機中も動く) | 使っていない定期タスクは、止める |
| サブエージェント(各自で消費する) | 大量の出力の作業にだけ使う |
| プロジェクトの指示が長い | 簡潔に。背景と重要な指針だけ |
| 使わないプロジェクトのファイル | 定期的に削除 |
確認:実際に、どのくらい消費したか
検証僕の環境では、短い事務作業(第7章の4つ)の「上限の消費量」は、計測できていません。(非対話の実行のため)
API換算の推定額(Claude が報告する参考値)は、LP1本で約$0.3でしたが、定額プランでは、請求と無関係です。
「自分の仕事が、何%の上限を使うか」は、自分で /usage を見て確認してください。
8-2. Manus のお金
クレジットの仕組み公式
- LLM のトークン、仮想マシン、外部APIで消費。複雑さ×所要時間で決まる。
- 実行中だけ減る。完了後の保存・閲覧は無料。
- 技術的な問題で失敗したときは、全額返還。(指示が悪くてやり直した分は、対象かどうか書かれていません)
- 無料と追加のクレジットは、期限なし。マンスリーは毎月リセット。
重い作業の目安
| 作業 | 時間 | クレジット | 出典 |
|---|---|---|---|
| 統計グラフ | 15分 | 200 | 公式の目安公式 |
| 結婚式の招待状ページ | 25分 | 360 | 公式の目安公式 |
| アプリ | 80分 | 900 | 公式の目安公式 |
| 美容室のLP | 約7分 | 90〜100 | 僕の実験検証 |
1分あたり約13〜14クレジットのペースです。時間が長い作業ほど、増えます。
使いすぎる失敗パターン体験談
プロンプトを最初に決めずに、少しずつ指示を出す。
何度もやり直すことになり、消費が大きくなる。
対策(第4章)
- 決めてから、一気に出す。(5点セット、インタビュー → 仕様書)
- 高コストになりそうな作業は、先に小さな確認から。
- 使う前に、消費の見積もりを聞く(下のP17)。
P17:実行前に、消費の要因を分けて出してもらう(参考)
Manus に作らせた活用ガイドにある、実行前の確認の型です。自分では、検証していません。参考
次の依頼を実行する前に、想定されるクレジット消費の要因を、「調査」「ブラウザ操作」「ファイル生成」「外部API」「長時間の処理」に分けて、列挙してください。
長時間または高コストになりそうな工程は、先に小さな確認タスクに分けてください。
料金、残高、上限の固定値は推測せず、確認できない項目は「未確認」と書いてください。
外部への送信、購入、公開は、実行しないでください。
依頼:[ここに貼る]円換算は、自分の請求で要確認
- 公式のヘルプ(確認日 10/29)には、Free / Pro / Team の3つが載っています。Pro は月 $20 から(月 4,000 クレジットから)、月 $40 から(月 8,000 クレジットから)もあります。公式
- 円の金額は、書かれていません。為替と、消費税(かかるかも含めて)は、自分の請求で確認してください。要確認
- 追加クレジットの単価は、確認できていません。
- ネット上の解説記事にある「Standard $20」などの数字は、古いプラン名の可能性が高いので、このガイドでは使いません。(公式のヘルプにも、「以前の Basic と Plus は、Pro に名称変更された」とあります)
自分で計算する方法
1クレジットの単価 = (月の支払総額 ÷ その月に使ったクレジット数)
LP1本のコスト = 90〜100クレジット × 単価月の請求額と、その月のクレジット使用量(アカウント画面)が分かれば、自分の単価が出ます。
8-3. 予算の決め方目安
1. 先に、月の予算を決める。(例:AIに月◯万円まで)
2. 予算を、「固定」と「変動」に分ける。
| 例 | 管理のしかた | |
|---|---|---|
| 固定費 | Claude Pro(定額)、他のサブスク | 毎月、同じ金額 |
| 変動費 | 追加課金、Manus のクレジット | 上限を決める。毎週、使用量を見る |
3. 変動費は、「1本あたり」で考える。
- Manus の LP:1本 ◯クレジット(自分の単価で、◯円)
- 月に何本作るか → 合計を、予算の中に収める
4. 毎週、1回、使用量を見る。(Claude:設定 > Usage、Manus:クレジット残高)
5. 月末に、「何を作って、いくら使ったか」を、1行ずつ記録する。
使った金額より、「その金額で、何が手に入ったか」を見てください。体験談
僕は、たくさんの仕事を任せているので、費用対効果は抜群と感じています。
一方で、使い道が決まっていないと、お金だけが減ります。(第1章)
8-4. 節約のコツ:まとめ
| ツール | コツ |
|---|---|
| 共通 | 「何に使うか」を先に決める。まず無料で。やり直しを減らす(決めてから、一気に) |
| Claude | 新しい会話に切り替える/簡単な作業は、effort を下げる/使わないコネクタ・Web検索は、オフ/追加課金の月の上限を決める//usage を見る |
| Manus | 決めてから一気に/高コストの作業は、先に小さな確認/LP・動画は、数と回数を決める/失敗(技術的な問題)は、返還の対象 |
8-5. この章のまとめ
- Claude は「定額+上限+追加課金」。追加課金は、月の上限を決める(未設定は Unlimited)。
- 日本では、消費税10%が別にかかる。個人は、控除できない。
- Manus は「クレジット制」。LP は 90〜100クレジット(僕の実験)。やり直しが、お金になる。
- 使い方で、費用は大きく変わる。(LP制作が、いちばんクレジットを使う)
- 自分の単価と、予算を決めて、毎週、使用量を見る。
出典と確認日(第8章)
- Claude の利用上限と節約: https://support.claude.com/en/articles/11647753-how-do-usage-and-length-limits-work(確認日 2026-10-28)
- Claude 料金: https://claude.com/pricing
- Claude の追加課金(usage credits): https://support.claude.com/en/articles/12429409-manage-usage-credits-for-paid-claude-plans(本文を確認、10/29。日本では2026-09-10から、購入後6か月で失効)、Claude Code の使用量管理: https://code.claude.com/docs/en/costs
- Fable モデルとプラン: https://support.claude.com/en/articles/15424964-claude-fable-models-on-your-plan
- 日本の消費税(JCT): https://support.claude.com/en/articles/14051822-notice-regarding-consumption-tax-jct-for-japanese-customers
- Manus のクレジット: https://manus.im/ja/help/credits
- 体験談の金額は、僕の申告です。請求書での確認は、していません。